漢字の日とは

漢字の奥深い意味を伝授する活動の一環として、財団法人日本漢字能力検定協会(本部京都 文部省所管の公益法人)
が毎年年末に全国公募によりその年の世相漢字を決定します。

年に一日「漢字の日」を定め、漢字に対する関心を深めて日本語の中核となる漢字が持つ奥深い意味を学ぶ機会を創出し、
同時に日本文化への認識を深めるべく1995年から始まりました

毎年11月初旬から12月初旬までの間、その年の世相に最もふさわしい漢字一字をその理由とともに全国公募します

その中で最も応募数の多い漢字一字を「今年の漢字」として、12月12日(いい字一字)の「漢字の日」に、京都府
京都市東山区の清水寺の奥の院の舞台にて同寺貫主が揮毫し、一年の出来事を清めるとともに新年の幸福を願い
殻千手観音菩薩に奉納されます。



今年の漢字は「偽」

13回目の今年の漢字は「偽」に決まりました。

「偽」(ギ いつわル にせ)   いつわり。うそ。にせ。ほんものでない。

 

90,816通の応募のうち16550票(18.22%)を集め、二位の「食」の2444票(2.69%)を大きく引き離す、圧倒的多数でした。

「偽」を選んだ理由として上げられた主なものは

1 相次ぐ食の偽装          食肉、加工品食材の偽装。大手菓子メーカー、ファーストフード店による賞味期限改ざん。

2 政官界に多くの偽り        年金記録の偽り(誤りではありませんね)、政治活動費の偽りや、官庁の裏金工作が発覚。

3 老舗でも偽装が発覚         歴史と伝統の老舗の土産品、名門の老舗料亭にも賞味期限改ざんや仕入れ品などに偽りが発覚。

4 他にも多くの業界で「偽装」    耐震偽装問題、人材派遣会社の偽装請負、相撲やボクシングなどスポーツ選手にも偽りが発覚。

これ以外にもさまざまな偽りに明け暮れた一年を象徴した今年の漢字でした



「今年の漢字」の2位以下は

2位以下の漢字をみていきましょう。

2位 食  2444人(2.69%)   食の信頼が崩れていく。

3位 嘘  1921人(2.12%)   偽り。

4位 疑  1848人(2.03%)   信じることが難しい。

5位 謝  1844人(2.03%)   偽りが暴かれたら謝るしかありません。

6位 変  1631人(1.80%)   総理大臣が変わり、参議院選挙では野党が勝つなど変化が。

7位 政  1482人(1.63%)   大臣の自殺、問題発言、首相交代など政治が乱れました。

8位 乱  1307人(1.44%)   人の心も乱れました。

9位 暑  1226人(1.35%)   地球温暖化のせいなのか、記録的な猛暑でした。

10位 心  1205人(1.33%)   心が病んでいるような企業、政界の不祥事。

11位 辞  1179人(1.30%)   首相や偽装事件の社長が辞めました。

12位 生  1146人(1.26%)   普通に生きていくことが難しい。

13位 信  1047人(1.15%)   失った信頼は簡単には取り戻せません。

14位 金  859人(0.95%)    お金儲けにうつつを抜かして偽装に走る

15位 愛  814人(0.90%)    家族内殺人など続発。愛の欠乏なのか。

16位 幸  808人(0.89%)    幸せはいずこに。

17位 真  802人(0.88%)    まことのもの、本物を見分けるのは。

18位 温  739人(0.81%)    進む地球温暖化。

19位 笑  726人(0.80%)   笑顔が見たい。

20位 竜  685人(0.75%)    落合監督率いる中日ドラゴンズ日本一。



「今年の漢字」の今まで

歴代の「今年の漢字」を見てみましょう。

1995年から始まった歴代の今年の漢字とその年の主な出来事です。









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