表札文字と書道の文字はどこが違うのか?

表札文字の特徴は、楷書体は別としてくずし過ぎない、これに尽きます。

表札の文字は家を訪れる、誰にでも読みやすいものであるべきと考えます。

ためしに門と義の字をごらんください。上段が書道、下段が表札文字です

左から楷書、行書、草書、隷書の順にならんでます。



門の字 義の字

門の字では行書段階ですでに原形からかなり離れていますし、草書ではちょっと読めません。

義の字では行書で画数が減り、隷書では形がかなり変わります。

これらを表札文字では下段のように書きます。もちろんこれは一例で、もっとくずした字がいい、

あるいはもう少しかたい字がみたいとのご要望があればそのように書き直しいたしております。

これができるのも毛筆手書き文字のいいところです。



    

表札文字は堂々と

表札に文字を書くときには以下のように心がけています。

熨斗(ノシ)書きなどおめでたい時に使う文字は縁起をかついで、濃い墨で黒々と墨たっぷりの太く
大きくどっしりとした、大入り満員といった堂々の文字にするといいます。

逆にうす墨、小さすぎ、細すぎ、かすれ文字は縁起が悪いとされます。

全部が表札の文字に当てはまる訳ではありませんが、濃い黒々とした墨で、かすれのない堂々の文字に
なるように書いています。





書体について

毛筆手書き書体は楷書,行書、草書、隷書の4書体です。

   

まずは書体の歴史と特徴です。

歴史的には隷書>草書>行書>楷書の順に完成したようです。

中国の後漢のころには完成してました。

    

それぞれの特徴をあげてみます。

  • # 楷書体
  •     一画、一画を続けないで、筆を離して書きます。
        右肩上がりの形になります。
        止める所は止め、はねる所ははねる。
  • # 行書体
  • 楷書体を少しくずした書体です。
        楷書体と同じく右肩上がりの形になります。
        楷書体の字を知っていれば読むことができます。
            
  • # 草書体
  •    速く書けるように字画の省略が相当あります。
        それぞれの字を知らなければ書くことも読むこともできません。         
  • # 隷書体
  •     破磔(ハタク)と呼ぶ、横画と左右の払いに
        波うつように筆を動かして撥ねだす筆法に特徴があります。
        やや扁平で左右均等のバランスが特徴です。
        古くからの字体なので字形も今とはちがいます。
      





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