漢字の伝来と日本語への取り込みの歴史2

日本語として取り込み活用





日本独自の展開

朝鮮語などでは漢字が漢語にしか使われないのに対し、日本語では漢語に限らず和語にも使われ、外来語を
除いてほとんどの語に使うことができます。

煙草(タバコ)や合羽(カッパ)など古くに入った外来語には、本来の語源に漢字がないにもかかわらず当て字で
漢字が使われています。

日本語の一般的な表記法は漢字かな交じり文であり、漢字とひらがなを交えて表記します。

漢字は実質的な意味を表す語に使われ、ひらがなは主に活用語尾(いわゆる助動詞を含む)や助詞に使われます。





訓読み

日本においては、ひとつの漢字には多くの異なる発音があることが多くあります。また、ある発音を持つ漢字が
多数あることも珍しくありません。

読み方は「音読み」と「訓読み」の2種類に大別されます。

音読みは、中国語起源の読み方であり、呉音・漢音・唐音・慣用音があります。

訓読みは、個々の漢字が表す意味をすでに存在していた日本語と関連づけることであり、日本語の表記にも用いた。

この際の漢字の読み方が、現在の訓読みの起源となっている。

漢字は外国語であり日本語の語彙と一つ一つ対応することができないため、一つの漢字に多くの字訓が作られましたが、
やがて漢文を訓読で素読する習慣と相まって、日本語の一語では説明できない微妙な意味合いは切り捨て、一つの
漢字にできるだけ一つの訳語をつけるという一字一訓に固定化するようになりました。

これによって日本では漢字に訓読みが生まれ、和漢混淆文を成立させるなど、漢字によって日本語を表記する技術
を発展させていきました。

日本語では漢字の読みが複数ありますが、さらに複雑なことに違った種類の読みが混用されることがあります。

音読みだけが使われるだけでも呉音と漢音が交えて使われることも多くあります。

また、音読みと訓読みが混用されることがあり、音読み+訓読みであるものを重箱読み、訓読み+音読みである
ものを湯桶読みといいます。

場合によっては、漢字のみからなるある特定の語に2通りの読み方がある場合があります。例えば「仮名」という語には、
仮の名前を意味する「カメイ」という読みと、ひらがなとかたかなを総称する文字の分類語である「カナ」という読み
とがあります。





国字

日本で作られた漢字を国字と言います。国字には峠(とうげ)・畑(はたけ)・辻(つじ)などが挙げられます。

主として音読みが無いのが特徴でする。ただし働(ドウ)・腺(セン)・搾(サク)のように音読みを持つ少数の例外
もあります。

また中国語に取り入れられた「逆輸出国字」も少数ながら存在します(腺はその例)。



次ページでは江戸時代から明治の漢字・漢文事情について調べてみます。





表札あれこれ その2

表札の受注の方法

私どもは表札の製造卸業で、全道各地のはんこ屋さんがお得意様でした。

先に、細かい住所なしでも注文葉書が届いたとありますように、郵便葉書による郵送が電話が普及するまで
続きました。

電話番号の局番は一桁でした。

電話は早くてとてもよかったのですが、字の間違いがあって苦労しました。

というのは、聞いた内容を復誦するのですが、相手はあまりまじめに聞き取ってくれないみたいで、表札が届いてから
字が違っているといわれました。

これには結構困りました。

昭和59年にFAXを導入しましたが、お取引先にも広まるまでは上のような状況でした。。







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